2019年秋のドラマで話題となっているのが、毎週月曜日21時より放送する月9枠の『シャーロック』です。
シャーロックは、世界的にも有名なアーサー・コナン・ドイルが描く推理小説『シャーロック・ホームズ』を原作としています。
ずば抜けた推理力で難事件を解決する名探偵・シャーロックと、その右腕となって活躍する相棒・ワトソンが、舞台をイギリスから東京に移して難事件に挑みます。
『シャーロック・ホームズ』が誕生した130年前といえば、ネットもスマホもなかった時代ですよね。
まるで環境が違う現代・東京に蘇るシャーロックとワトソンには、どのような難事件が待ち受けているのか、そしてどのように解決に導いていくのか、今から放送が待ち遠しいですね。
そこで今回は、月9に蘇るドラマ『シャーロック』に起用された役者の紹介をしていきたいと思います。
シャーロックホームズが月9で蘇る!キャスト陣の紹介
アーサー・コナン・ドイル原作の『シャーロック・ホームズ』に登場する重要人物といえば3人。
シャーロック・ホームズ (変わり者も名探偵)
ジョン・H・ワトスン (腕のいい医者)
レストレード警部 (頼りない警察官)
原作のキャラクターと、起用された役者をすり合わせて紹介していきます。
シャーロック・ホームズ
アーサー・コナン・ドイルが描くシャーロック・ホームズは、細身で長身、鷲鼻と角張った顎が特徴で、その風貌はまるでインデアンを想像させるといいます。
ホームズはひと度現場に入ると非常に行動的な姿を見せ、熱心に証拠や可能性を追い求めて奮闘するのですが、一方で冷静沈着な性格の持ち主でもあります。
腕っぷしが強く、ボクシングはプロ級の腕前で東洋武術も習得していますので、探偵としては頼もしい限りですよね。
そしてこれはイメージしていませんでしたが実は、ホームズは銃を扱う腕も超一流なんだそうですよ。
まるでシティーハンターの冴羽獠ちゃんみたいですね。
ホームズは血の気が多いだけではありません。
趣味は化学実験で、更に音楽にも精通しているかの如く奏でるヴァイオリンのメロディは優しいそうです。
何にでも興味を持ち習得することが出来るからこそ、探偵としての着眼点が養われていったのでしょうね。
そんなシャーロック役に今回起用されたのが、ディーン・フジオカさんです。
ディーン・フジオカさんは身長が180cmでスラリとしたガッチリ体型なので、ホームズと一致しています。
ただ、ホームズの容姿がインデアンのようだったところから考えると、ディーン・フジオカさんは男前すぎるようにも思えます。
年齢も実際のホームズと比べたら、ディーン・フジオカさんの方が一回りも年上になってしまっています。
しかし『オシャレな英国紳士』のイメージが強いので、配役としてはピッタリではないでしょうか。
英国紳士でありながらアクションシーンも様になっていて、音楽に精通している点もホームズと合致してるディーン・フジオカさん。
役名は、シャーロック・ホームズのイニシャル『S・H』から誉獅子雄(ほまれししお)となっているようです。
ディーン・フジオカさんが創り出すシャーロックは名探偵にして、フリーランスの犯罪捜査専門のコンサルタントと、肩書きも現代っぽい!
『シャーロック』予告動画には、ヴァイオリンの姿もありましたね。
もしかしたら、ディーン・フジオカさんが華麗にヴァイオリンを演奏されるシーンもあるかもしれません!
ジョン・H・ワトスン
シャーロック・ホームズの相棒といえばワトソンですよね。
ワトソンって、探偵業を営んでいるホームズの弟子なのかと思いきや、実は列記とした医者なんですよね。
ワトソンは大学を卒業後、聖トーマス病院に入り医学博士号を取得します。
イギリスで取得する博士号は世界的に見ても高い評価を得られますので、一生涯の『強力な武器』となることは明白なんだそうです。
ホームズとは対象的な人物像として描かれているワトソンは、非常に誠実的な常識人間です。
医者としての腕が一流なのは当たり前ですが、射撃の心得もあるそうです。
意外ですね。
医者でありながらホームズから調査依頼を受けてスパイまでさせられるワトソンですが、自分はホームズが円滑に推理することができる一コマであることを自覚しています。
それだけホームズは信頼出来る人物だと、一目置いているのでしょうね。
なりふり構わず事件を解決に導くホームズは自分に降りかかる危険を顧みないので、ワトソンが何度も窮地に陥るホームズを救っているというから驚きです。
本業は医者なのに、まるでSPですよね。
そして、ホームズが解決した事件を小説にも起こしているのもワトソンなんです。
そのワトソン役を演じ、今回ディーン・フジオカさんとバディを組むのが岩田剛典さん。
『シャーロック』で登場するワトソンは、スマートな精神科医です。
130年前からするとポピュラーではなかったと思われる精神科は、日本で初めて設立されたのが1875(明治8)年です。
比較的新しい専門科の医師に設定したのも、多くの現代人が如何に精神を病んでいるかという象徴のようにも思えます。
原作のワトソンはたくましい口ひげを蓄えていますので結構な年配者にみえますが、実はホームズと同年輩で描かれています。
演じる岩田剛典さんの実年齢は30歳ですので、ワトソンの年齢と比べてもそこまでかけ離れてはいませんが、それでも3歳も年上になってしまいます。
いや、それにしても岩田剛典さんが30歳だなんて、とても見えませんね!若いです!
シャーロック役のディーン・フジオカさんの方が9歳分年上になりますが、岩田ワトソンは危険を承知でシャーロック・フジオカを命がけで救出するといったシーンがあるのでしょうか。
二人の活躍、見逃せませんね!
因みに岩田剛典さんの役名は若宮潤一(わかみやじゅんいち)で、こちらもジョン・H・ワトスンのイニシャル『J・W』から取られています。
レストレード警部
そして、ホームズとワトソンに深く関わってくるのが『シャーロック・ホームズ』の物語になくてはならない人物、レストレード警部です。
原作のレストレード警部は少々頼りない警察官で、見た目の印象もイマイチだったりします。
『少し血色の悪いネズミの様な顔をした黒目の男』
『ずるそうな格好でひと目を忍ぶように待っている、痩せたイタチのような感じの男』
『痩せた厳めしい顔つきの男』
総評すると、悪さを企んでいる時のねずみ男のような人物に感じ取れますね。
このレストレード警部を演じるのが、佐々木蔵之介さんです・・・。
そういう角度で見ると佐々木蔵之介さんが、抜け目ないねずみ男のように感じてきますね。
警視庁刑事部捜査一課警部とされていますが、実はそんなに有能ではなく、むしろシャーロックたちの手かせ足かせとなる役どころ。
警察官なのに・・・、無自覚に捜査の邪魔をし空回りする佐々木蔵之介さんは必見ですね。佐々木蔵之介さんの役名は江藤礼二(えどうれいじ)。
この役名もレストレード警部から取られていると思われます。
しかしレストレード警部のファーストネームは明かされていないため、『江藤』をどこから取ったのかは分かり兼ねます。
シャーロックホームズが月9で蘇る!ロケ地の詳細
現在撮影現場として明かされているのは、ワトソンこと若宮潤一が精神科医として務める病院のみのようです。
『水戸赤十字病院』は、撮影でよく使われている病院のようですね。
外観の影像は実在する病院を使っていとしても、院内のシーンは別の場所で撮影するというパターンもありますので、屋外・屋内が必ず一致するというわけではなさそうです。
その他の情報としては、東京のとある大学でディーン・フジオカさんがクランク・インされているとのことです。
どうやら放送を開始しないと、どこの大学で撮影されたか分からないようですね。
しかし撮影は東京近郊で行われています。
私も、よく歩いていていた池袋の公園や喫茶店だったり、霞が関近くの交差点だったり、新宿の喫茶店だったりでロケハンを目撃したことがありますので、街を歩いていると、撮影現場に遭遇する可能性はありますよね。
シャーロックホームズが月9で蘇る!キャスト陣の紹介とロケ地の詳細のまとめ
英国紳士の繊細な一面を備えつつ、腕っぷしは豪快で趣味がオタクのようなシャーロックを、誉獅子雄に、どのように反映しているのかが楽しみですね。
色々な側面を抱えるシャーロック役の、ディーン・フジオカさんの演技にも注目です!
『シャーロック』の主題歌も、ディーン・フジオカさんが担当。
疾走感溢れる謎めいたハイトーンのイメージかと思いましたが、書き下ろされた『Shelly(シェリー)』はシットリと歌い上げるラブバラードということで、こちらもお聴き逃しなく!です!