いつもはち切れんばかり笑顔を振りまいている、森崎ウィン(もりさきウィン)さんをどれくらいの人がご存知でしょうか。
実はウィンさんを知ったのは、つい数日前のこと。
どこからどう見ても純粋な日本人ではないウィンさんが、端正な日本語と言いましょうか、滑らかで聞いていて心地よくなるような日本語で喋られている姿を見て、非常に気になったのです。
「なんで日本人より日本語が上手いの?」と。
お笑い芸人に、スーパーマリオにそっくりな『植野行雄(うえのゆきお)』さんという方がいまして、日本人とブラジル人のハーフタレントです。
彼はカナダで生まれるも、2歳から大阪府吹田市で育ったので、母国語であるポルトガル語が一切喋ることができないそうです。
ウィンさんも、どっかと日本人との間の子かと思われますが、それにしても流暢すぎる喋りにウットリしてしまいます。
そこで今回は、森崎ウィンさんの芸能界デビューに秘密を、それに関わるお祖母様やご家族のことについてひも解きたいと思います。
森崎ウィンはスカウトがきっかけで芸能界へ
森崎ウィンさんは、日本とどこのハーフなの?一番気になるところですよね!
実は彼の中には日本の血は混じっていませんでした!
「えぇっ!外国の方がなんでそんなに日本語ペラペラなの?」
驚きますよね。
私も驚きました。
ウィンさんはミャンマーの人だったのです。
森崎ウィンの基本情報
名 前/ 森崎ウィン(もりさきウィン)
誕生日/ 1990年8月20日
身 長/ 174cm
体 重/ 62.5kg
血液型/ O型
趣 味/ ピアノ・ギター・飛行機
特 技/ 殺陣・ビリヤード
事務所/ スターダストプロモーション
でも、『森崎』ってどう考えても、日本の名字ですよね?(名字についてはもう少し待ってください)
謎だらけの美青年・ウィンさん。
彼の生い立ちを簡単に見ていきましょう。
ウィンさんはミャンマー人同士の間に生まれた、純粋なミャンマー人です。
出身地ももちろんミャンマーです。
ウィンさんのご両親は出稼ぎのために、幼いウィンさんを祖母に預け日本の地を踏みます。
小学4年生までお祖母様と二人暮らしをしていたウィンさんですが、遠く離れてた日本で家族が増えたことを機に来日することになります。
新しい家族とは、ウィンさんに弟ができたのです。
当時10歳の子供からすると、環境が変わるだけでなく、言葉や文化までもが全て変わってしまいますので、学校ではいじめにも遭ったそうです。
しかし、幸か不幸か、言葉がサッパリわからなかったので、何をいわれても意味がわからずケロッとしていたようですね。
小学生といえば、学んだことをスポンジのように吸収するチカラをもっていますので、日本語もメキメキと理解するようになり、友達とも普通に会話することが出来るようになっていきます。
日本の生活にもなれた中学2年生のころ、現在所属するスターダストプロモーションのスカウトマンに声をかけられ、芸能界へと足を踏み入れました。
『森崎ウィン』という名前で俳優・歌手として売出し中ですが、半分本名、半分芸名。
芸能界デビューするにあたり、日本人に馴染みやすくするために名字をつけることになり、『森崎』と名付けられたそうです。
彼の母国ミャンマーには『名字』という概念がありません。
『○○・ウィン』とか『ウィン・○○』ではなく、『ウィン』が本名なのです。
森崎ウィンの祖母のおかげで身についた英語力!
森崎ウィンさん、日本語の他にも、母国ミャンマー語と英語の三ヶ国語を流暢にしゃべることが出来る青年です。
生まれ育ったミャンマー語と現在身をおいている日本語が喋れるのが理解できますが、なぜ英語も?
そこには、英語の先生をしていた彼のお祖母様が大きく関わっていたのです。
ビリー・ジョエルやマイケル・ジャクソン、マドンナをこよなく愛していたお祖母様は、英語の勉強になるとして、毎朝ウィンさんに半強制的にマドンナなどを歌わせていたそうです。英語との出会いでした。
因みに、『ウィン』という名前はこのお祖母様がくれたそうです。
ミャンマーでは『明るい』とか『賢い』などの意味があるそうです。
英語でも『Win』は『勝つ』という意味がありますので、英語教師ならではの視点からお祖母様はウィンを深く愛していたと思われます。
毎朝の英語レッスンの甲斐あって、ウィンさんはハリウッド俳優として一躍有名人へとのし上がったのでした。
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』のオーディションで、ウィンさんの美しい英語の発音が監督のハートに刺さり、見事『トシロウ役』を射止めたのでした。
芸は身を助けるは良く言ったもので、何がどのように将来に反映されるかわからないものですね。
森崎ウィンの家族とは?
ウィンさんは、父・母・ウィンさん・弟の4人家族です。
前の章で紹介した通り、ウィンさんの両親は幼い我子を祖母のもとに預け日本へ出稼ぎに来ていました。
どんな仕事をしているのかなどの情報は出てきませんでしたが、東京の一等地に家を構えていたようです。
日本で働く両親のもとにウィンさんの弟が誕生したことがきっかけで、ウィンさんもまた来日することになりました。
10歳も離れた弟を『ちび』と呼ぶほど、もう可愛くて可愛くて仕方がない様子のウィンさん。
本当に、兄バカですね!微笑ましいかぎりです。
弟ちび君も、そろそろ『ちび』とは呼べないほど成長しているのではないでしょうか。
兄・ウィンさんは優しい好青年っといいた容姿ですが、弟・ちび君の方は、どちらかというとキリッとしたイケメン君に変身しているのかもしれません。
もし弟・ちび君も芸能界に興味があるのなら、2人が共演する作品が今から楽しみですね。
森崎ウィンさんのまとめ
以上、森崎ウィンさんでした。
それにしても日本語がお上手過ぎて、ハーフなのかと思いましたが、100%ミャンマー人でしたね。
芸能界に身をおいたのが2008年。
こんなに素晴らしい俳優さんなのに目立った活動をしていなかったのは、天狗になって芸能界から干されつつあったようなのです。
しかし、心を入れ替えることでハリウッドスターとなり、ウィンさんの俳優としての活動は今正に始まったばかりといえるのではないでしょうか。
今後ブレイク間違いない!
森崎ウィンさんの動向に注目しつつ、応援していきましょう!