2019年4月から2クール・6ヶ月間放送された連続ドラマ『あなたの番です』が、ついに!映画化されることが決定しました!
2021年12月10日金曜日に放映決定です。
田中圭さん演じる、あの「菜奈ちゃん大~好き♡」で、甘えん坊翔太くんが再び、大スクリーンでカムバックするなんて、夢のようですよね!
決めるところは決める一方で、菜奈ちゃんにだけみせるかわいい翔太くんがメチャクチャ大好きです。
TVドラマでは、大好きな菜奈ちゃんを黒島沙和に殺害されてしまい、悲しみにくれる翔太くんの姿を見るたびに犯人への怒りや憎悪がこみ上げてきました。
菜奈ちゃん(49)と翔太くん(34)は、15歳の年の差カップル。
しかも菜奈ちゃんは、元夫とは正式に離婚を成立させていない状態での新婚生活をスタートさせていましたよね。
この時点で大問題ではありますが、翔太くんの「菜奈ちゃん好き好き」仕草があまりにも可愛すぎて、『あな番』きっかけで田中圭さんのファンになったという人も多いのではないでしょうか。
ということで今回は、あなたの番ですが映画化されるにあたり、どのようなストーリー展開になるのかを考察していきます。
あなたの番ですが映画化決定!どんなプロローグに?
TVドラマ版プロローグのおさらい
TVドラマ版のあなたの番ですは、新婚ホヤホヤの手塚夫婦が新居に引っ越してくるシーンから物語はスタートしました。
引っ越しのあいさつで奈緒さん演じる尾野幹葉を尋ねると、毎月開催されている住人会というものを知らされます。
住人会に出席する人数は、各部屋1人です。
手塚夫婦はじゃんけんに負けた方が出席することにして、果てしないあいこが続いた末、菜奈ちゃんに決まりました。
初めての住人会に緊張の色を見せる菜奈ちゃん。
この日の議題は『ゴミ置き場の清掃係』を決めるものだったのですが、ゴミ置き場の清掃なんて誰もしたくないですよね。
なかなか決まらないので、投票制にすることになりました。
その結果、この日の住人会に欠席していなかった、木下あかねが担当することに決定します。
そしてこのあと、竹中直人さん演じる管理人の床島が例の言葉を口にするのです。
「人間誰しも、殺したい相手がいる」
そして、殺したいと思っている相手を紙に書いてくじ引き方式で発表し合うという、とんでもない提案に一同が困惑する瞬間が訪れるのですが・・・。
菜奈ちゃんは、その場の言いようのしれない雰囲気から、いやいやくじ引きに参加してしまいました。
そして、言い出しっぺの床島がマンションから墜落死を皮切りに、残忍で残酷な殺人ゲームの幕が開けられるのでした。
・・・というプロローグでしたよね。
映画版のプロローグとは?
あのとき、あの住人会に参加するのが菜奈ちゃんではなく、翔太くんだったら・・・?
映画版では、あのときのじゃんけんで、もしも翔太くんの方が負けていたら・・・というパラレルワールドな世界が描かれます。
初めての住人会で、緊張した面持ちの翔太くんを含む住人を前に、管理人の床島は、やはり例の言葉を口にするでしょう。
「人間誰しも、殺したい相手がいる」と。
そして、殺したいと思っている相手を紙に書いてくじ引き方式で発表し合おうという、流れにもなるのですが。
映画版では、住人会に参加しているのは翔太くんです。
あれだけ真っ直ぐでピュアな心の持ち主です。
最終回で、犯人である黒島沙和にさえも逆上するものの、最終的には冷静に警察へ送り届けるという強い優しさを見せた翔太くんです。
そんな発表は無意味として、ゲーム自体をやめるように諭すのではないでしょうか。
もしくは、自分には「殺したいと思う相手はいない」と言って、その場から立ち去るかもしれませんね。
そうなると、残された住人たちも翔太くんの行動に賛同し、一人、また一人と住人会をあとにすると思われます。
『あの“交換殺人ゲーム”が始まらなかったら・・・』
そう、この瞬間、翔太くんの勇気ある行動が、あの惨劇にブレーキをかけることになるのです。
あなたの番ですが映画化決定!どのようなストーリー展開に?
兎にも角にもマンションの中での交換殺人ゲームは、始まりません。
では何が、どのように、自分の番として巡ってくるのでしょうか。
現時点ではなにも発表はされていませんが、ティザービジュアルから考察するに、新婚ホヤホヤの二人のビッグイベントといえば、新婚旅行ですよね。
豪華客船クルーズで新婚旅行に出発する二人は、旅先で何かしらの事件に巻き込まれると予想されます。
その新婚旅行もふたりで計画するというより、ひょんなことからクルーズ船に乗り込むことになるのではないかと予想します。
たとえば、町内で開催されているくじ引きで、特賞が当たっちゃうとかね。
そして、なんといっても菜奈ちゃんは、推理小説マニアです。
翔太くんだって、名探偵コナンを愛読しているほどミステリーマニアなのです。
この二人に不可解な事件が絡んでくることは容易に想像ができますし、その謎解きに挑むことにもなるのでしょう。
ただ心配なのは、クルーズ船・・・。
不可解な事件・・・。
まさかとは思いますが。
巨大な密室(クルーズ船)の中に閉じ込められて、目に見えない敵から次々と命を奪われるといったストーリー展開になることだけは避けていただきたいところなのです。
『あな番らしい恐怖と笑いの絶妙な緩急も楽しんでいただける』
奈菜ちゃん役の原田知世さんのコメントにもあるように、ふたりが恐怖体験することは確定事項です。
しかし。
タイタニック号を思わせる豪華客船クルーズ船を舞台に、世界中を巻き込んで人々を恐怖のどん底に落とし込んだ新型コロナウイルスに便乗する形で見えない敵との戦い・・・殺人ウイルスをばら撒かれて次々と死者が・・・なんてことになっていないでしょうか?
このご時世です。
ダイヤモンドプリンセス号のことも記憶に新しいですよね。
誰でも思いつくような安易なストーリー展開だと、リアルの大混乱がタイムリー過ぎて多くの人が嫌悪感を感じることは間違いありません。
願わくば、真犯人がウイルス系というオチでないことを祈るばかりです。
新婚旅行ではなく、結婚披露パーティーをクルーザーで開催する設定になっているとは・・・。
しかも、キウンクエ蔵前の住人全員を招待する展開になっているとは、想像できませんでしたね。
主役となる菜奈ちゃんと翔太くんのすぐ後ろにいる、黒島沙和と二階堂忍。
そして、冴えない表情を浮かべた黒島沙和の足元には、ボーガンが添えられています。
もう間違いなく黒島沙和の犯行は確定されたも同然でしょう。
菜奈ちゃん!翔太くん!黒島なんかに殺されないで!!
とはいいつつもすでに編集作業も終わった段階なので、いまさら祈ってみたとしても放映される内容は覆らないのです。
あなたの番です映画化決定!視聴者の反応は?
映画版あなたの番ですもTVドラマから引き続き、企画・原案は秋元康氏が担当されます。
連続ドラマでは猟奇的な殺人が毎週のように起こり、住人同士が疑心暗鬼となるなか、普通の行動さえも不可解に見せる演出がなされ、真犯人を撹乱させていました。
おかげで、一話一話が放送終了してから次の放送まで、「あいつのあの行動が怪しい」とか「実はあいつがこうだったのではないか」など、考察する時間がとても楽しかったと記憶しています。
しかし、最終回だけは・・・ちょっとね。
個人的な感想となりますが、気になる人物を次々と登場させておいて、連続殺人とは無関係っていうのはどうかな?と思いました。
そして真犯人が、線の細い女子大生っていうのも・・・とうてい納得できるものではありませんでした。
動機も殺害方法も黒島沙和にベラベラと喋らせていましたが、共感できるところが1㎜もなく、途中から共犯者となった横浜流星さん演じる二階堂忍の気持ちも理解できるものではありませんでした。
みなさんはどうだったでしょうか?
「結末を楽しみにしていたのに、最終回には腹がたった」
「最終回があれじゃ日本の警察をなめすぎ」
「ドラマの序盤は面白かったけど、最終回ががっかりで残念だった」
「伏線張り巡らせて、最終回では雑な回収」
「あれだけ期待させておいて、犯人の動機がただのサイコパス」
「なぜあんなに華奢な犯人の犯行を、誰にも止められなかったのか?」
「まれに見る駄作ドラマ」
うーん。
どうやら同じような感想だったようですね。
では、映画化が決定してどのように反応されたでしょうか。
「二時間という短い尺でまとめられるのかが心配」
「料金を払って、最後の最後でガッカリなんてことになったら後悔しそう」
「スペシャルドラマならまだしも、映画館には行かない」
「キャスティングで犯人がわかりそう・・・」
「正直、観に行きたいという気持ちにはなれない」
「今更感があるけど、ちょっと興味がある」
連続ドラマで期待させるだけ期待値を上げて、視聴者のボルテージをMAXまであげておいて、吉本新喜劇バリにズッコケてしまっただけに否定的な意見が多く見られます。
しかし、今回はパラレルワールド。
ドラマでは、秋元康氏の傘下にある西野七瀬さんが乃木坂46を卒業したばかりで、西野七瀬さんを全面に推したいというプロデューサー心で制作されたようですが、さすがに映画版でも同じように作ることはしないでしょう。
ドラマの世界観とは全く違う、やり直しの利くストーリーです。
序盤から最終回直前までは、多くの人を惹きつけることができていた『あなたの番です』です。
48グループを度外視して、もっと真面目に作り込むことができたなら、TVドラマの汚点(?)を払拭させる最高の作品が仕上がるとわたしは信じています。
あなたの番です映画化決定!今度の舞台は船の上?視聴者の反応とはのまとめ
映画版『あなたの番です』が今年の年末、再び手塚夫婦と視聴者のみんなを震撼させるためにスクリーンに戻ってきます。
といいつつも、今回のストーリーはTVドラマの続編ではなく、全く違う世界観で描かれています。
舞台は、マンションを飛び出して豪華客船クルーズ船の中と思われます。
限られた空間の中、一体どのような恐怖が待ち構えているというのでしょうか
。
ホラー好き、サスペンス好き、田中圭さん好きにはたまらない作品になっていること間違いなしです!
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