矢野聖人(やのまさと)さんという俳優をご存知でしょうか。
矢野聖人さんは今のところまだ知名度は高くありませんが、ちょっと変わった経歴を持った容姿端麗の超イケメン俳優なのです。
高校時代は雑誌『Cheapchic』の読者モデルとして活動していましたが、卒業してから今の地位に到達するまで色々な事がありました。
高校卒業すると飲食店でアルバイトをしたり、そのアルバイトをしながら様々なオーディションを受けていたりしていたようですよ。
なかなか芽が出ないと「この世界に向いていないのかも」なんて諦めてしまうところですが、矢野聖人さんの辞書に『諦め』の文字はありませんでした。
ようやく芸能界にデビューすると、話題となったドラマ『リーガルハイ』や映画『エイプリルフールズ』に出演することで、そのたびに注目されるようになっていきます。
そこで今回は、矢野聖人さんのこれまでを紐解いていきたいと思います。
どのようにしてデビューしたのか、その経緯や実はジャニーズに所属していたという噂と演技力についてまとめました。
俳優として、只今絶賛売り出し中の矢野聖人さん!
今後、確実な大ブレイクが予想されるので期待が高まります。
矢野聖人の芸能界鮮烈デビュー秘話!
矢野聖人の基本情報
芸 名/ 矢野聖人(やのまさと)
本 名/ 三浦聖人(みうらまさと)
出身地/ 東京都東久留米市
誕生日/ 1991年12月16日
血液型/ B型
身 長/ 174cm
趣 味/ ダーツ・ダンス・ボーリング
特 技/ ダーツ・ダンス・ボーリング
事務所/ ホリプロ
矢野聖人さんのデビューは2010年、ホリプロ創業50周年を記念して蜷川幸雄演出で上演された舞台『身毒丸』の主役でした。
その他大勢ではなく、主役ですよ!主役!!
主演オーディションには8523人もの応募者がいましたが、その中で矢野聖人さんが頂点に立ちグランプリに輝きました。
『身毒丸』といえば1995年に武田真治さんが、1996年~2008年の長きに渡っては藤原竜也さんが演じた、継母との憎愛激を繰り広げるストーリーですよね。
しかも演出は泣く子も黙るあの、世界のニナガワですよ。
緊張しないわけはありません。
が、矢野聖人さんの凄いところは、蜷川幸雄さんのことを怖いと思わないと言い切っているところです。
それだけ演技に長けているのかと言えばそうでもなく、このオーディションを受けるまで演技らしい演技の経験が全くありませんでした。
要は、ど素人がオーディション会場に迷い込んだ・・・ようなもの?です。
何次にも渡るオーディションに早く落選してしまいたいと思っていたほど、周りの人との力量の差は歴然としていたようですよ。
しかし、蜷川幸雄さんが主演に選んだのは矢野聖人さんでした。
その理由は『叙情的な揺らめきがある』と感じたからだそうです。
芸能界のことをほとんど知らないまっさらな状態の矢野聖人さんだからこそ、役の無垢な部分を上手く表現できそうだと、大変気に入ったそうです。
矢野聖人さんは舞台俳優に興味がなかったので蜷川幸雄さん自体を知らなかったし、主演が決まっても、変な癖をつけたくなかったという理由で藤原竜也さんの『身毒丸』を見て予習することはなかったそうですよ。
その甲斐あって身構えることなく稽古に臨むことが出来た矢野聖人さん。
大物になる香りがプンプン漂っていますよね!
矢野聖人は元ジャニーズタレント?
矢野聖人さんは2008年17歳のときの、紛れもなくジャニーズ事務所に本名で所属していました。
ジャニーズJr.としてのレッスンを受け、音楽番組『hi!Hey!Say!』に出演したりしていましたが目立った活動はなかったようです。
それもそのはず。
矢野聖人さんは俳優を志望していましたので、ジャニーズ事務所の『歌って踊れるアイドル』という活動が合わなかったのです。
歌って踊って応援してくれる女の子たちにファンサービスをして、ようやくデビューとなってからの俳優活動・・・っていう手順を踏むのがまどろっこしかったのでしょうね。
いえ、俳優専属では才能があってもデビュー自体が危ぶまれます。
矢野聖人さんは2年間ジャニーズに在籍していましたが苦渋の決断の末、退所しました。
矢野聖人さん自身の言及はありませんが、ジャニーズ事務所の退所理由は役者として活動したかったからと言われています。
矢野聖人の演技力は賛否両論?
2010年7月には天海祐希さん主演のドラマ『GOLD』で念願の俳優デビューを果たしました。
その後ドラマと映画を中心に活動し、矢野聖人さんの快進撃が始まります。
しかし、肝心の演技が下手だと言われているのは何故でしょうか。
その原因が、芸能界初の仕事となった『身毒丸』の芝居にあるようなのです。
過去、武田真治さん・藤原竜也さんといった実力のある俳優が好演していますので、どうしても比べられてしまい、「下手だった」という烙印を押されてしまったようなのです。
さらに大竹しのぶさんや六平直政さんといった、ベテランの中の新人だっただけに「新人丸出し演技」という評価にも繋がってしまいました。
でも、誰だって新人の時代はあるものですし、どんなに頑張っても「最初の作品のほうが良かった」と思うものではないでしょうか。
新人が最初から大ベテランのように立ち居振る舞えば「おぉ、すげぇ」となるでしょうが、そこからの伸びはあまりありません。
それとは逆に、最初が微妙な演技だったとしても、その人の成長と共に芝居のレベルアップを目の当たりにする方が楽しいですよね。
矢野聖人さんがドラマに出演した際も、舞台用の声量だったり芝居がオーバーだったりで周囲との足並みが揃わず苦労されたようです。
そのチグハグ感もまた「演技が下手」に見えてしまったようです。
舞台の仕事は『身毒丸』の一度きりで、その後はドラマと映画を中心に多くの作品に出演されています。
2018年に放映された『ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる。』では、「30歳になる前に主演映画に出る」という夢も叶えていますので、矢野聖人さんの演技の実力はそれだけ認められているということではないでしょうか。
矢野聖人さんのまとめ
矢野聖人さんのデビューが舞台の主役だったとは、御見逸れしました。
世界のニナガワの御眼鏡に適ったわけですから、矢野聖人さんの芝居は間違いないと思われます。
あまりいい印象の役を演じることが少なかったと言う矢野聖人さん。
男性として魅力が増してきていますので、大人の色気たっぷりの恋愛ものや、熱血教師役なんかも見てみたいです。
大ブレイク間違いなしの予感しかしない矢野聖人さんの、今後の活躍を応援していきましょう!