三浦春馬の収益が毒親に搾取されていた?親が子供のお金を使う理由

三浦春馬さんがこの世からいなくなって、もうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

 

どんなに時間が過ぎても、あんなにかっこよくて周りの人に気を使える心優しい人が、なぜこんな最期を遂げなければならなかったのかと・・・考えれば考えるほど悔しくてなりません。

 

そしてその原因となったのが、親との間に生まれていた『確執』だったのではないかということなのだそうです。

 

要するに家族との間には、お金が絡んだ問題が発生していたというのです。

 

・auのCMに出演する頃から母親の身なりが派手になった

・マルチまがいのハーブティー販売に『三浦春馬』の名前を使っていた

・芸能界引退を考えたとき「この家はどうなるの」と散々説得された

 

なんてことが取り沙汰されています。

 

更にはこんな証言も出てきました。

 

・春馬くんを送迎していた母親の車が軽自動車からレクサスになっていた

・近所へのおすそ分けしていた品物がくだものから高級の和菓子になった

 

そこに関わるおカネの出どころは、全て三浦春馬さんの出演料だったというから驚きます。

 

そこで今回は、子供のお金に手を出してしまう親の心理についてまとめました。

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三浦春馬の収益が毒親に搾取されていた?本当に?

私たち一般人では考えられないような、優雅な生活をしているように思える芸能人。

 

驚くほどの豪邸を建てたり、高級車を乗り回したり、ペットには専用の部屋を与え、どこそかホテルの高級なレストランを週イチで訪れ、エステに通い・・・って、本当に羨ましい生活を送っているように思えますよね。

 

そもそも論として、芸能人の収入とはどれくらいのものなのでしょうか。

 

推定年収を見ていきます。

 

北野たけし・・・ 15億8千万円

明石家さんま・・・11億5千万円

タモリ・・・・・・9億9千万円

 

この金額、一生ではなく、一年間で稼ぎ出すお金ですよ。

 

確かにこんなバカでかい金額を稼いでいるのだったら、電車に乗る必要がないから切符の買い方を忘れるのもムリはありませんね。

 

紙幣に描かれている人物が、いつまで経っても『聖徳太子』だと思いこんでいても納得です。

 

三浦春馬さんの場合、若干7歳から芸能界に足を踏み入れているので、30歳という若さにしても芸歴が長くなっているので、相当な稼ぎになっていたはずです。

 

三浦春馬・・・・・推定年収5,500万円

 

一般的なサラリーマンが稼ぐといわれる、生涯年収の平均額が2.5億円です。

 

年収が5,500万円だとすると、4~5年ほど働いて堅実的に貯蓄しておけば、一生困らないであろうそこそこの生活ができるわけです。

 

羨ましい限りですよね。

 

三浦春馬の母親の心理

三浦春馬さんは、実家へ仕送りをしていたと言います。

 

1割としても500万円となり、月にすると40万円になります。

 

3割にすると1,500万円で、月にすると120万円になります。

 

毎月120万円が、何もしないで手元に転がり込んでくる現実が想像できませんが、一般人感覚でいうとかなりの贅沢です。

 

だって、自分の時間と労力を使わずして、パートで働いている主婦の年収以上の金額が手に入るのですよ。

 

そんな、金のたまごを生む春馬くんを「自分が産んで育てた」わけですから、少しくらいの見返りを求めても不思議ではありません。

 

「あの子は私が育ててやった」

「あの子を産んだのは私」

「あの子の稼ぎは私の収入」

 

そんなふうに自己暗示をかけていたとしたら、「お金が足りないから、もう少し頂戴」になるかもしれませんね。

 

そしてそのうち、要求する金額がエスカレートして、金銭感覚が狂ったように無心するようになったのでしょう。

 

お金は人を狂わせます。

 

もしも「春馬のため」だったら

しかし、逆の考え方を持ち合わせていた可能性も否定できません。

 

親はいつでも、子供のことを一番に考える生き物です。

 

子供である春馬くんのために、自分に投資をしていると考えていたとしたらどうでしょうか。

 

例えば、

 

「春馬の親がダサかったら恥ずかしい想いをさせるかもしれない」と思っていたら

「春馬の親が庶民的だったらファンをがっかりさせるかもしれない」と思っていたら

「軽自動車なんかに春馬を乗せられない」と思っていたら

「手土産が安物だと裏でケチだと思われ兼ねない」と思っていたら

 

ちょっと見栄えの良いものを身につけたり、高級車に乗ってみたりするかもしれませんよね。

 

でも。

 

それはやっぱり、『子供のため』ではなく『自分の見栄』となるでしょう。

 

見栄とは、一見すると自分のために使っているように見えますが、実は他人のために使っているようなものなのです。

 

堅実的な春馬くんを送迎するために、1,500万円もするレクサスが必要でしょうか。

 

自分の口に入らないのにおすそ分けとして、箱入りのお菓子をわざわざ購入する理由がわかりません。

 

箱入りですから、5,000円はくだらないですよね。

 

それを何人の人に、どんな理由で配って回るのでしょうか?

 

着るものだって、洋服一式ともなると全身で10万円くらいは軽くいくかもしれません。

 

ネックレスやピアスと言ったアクセサリーも身につけていたでしょうから、何十万・何百万とお金をかけていたことでしょう。

 

見栄を張るための出費は浪費であり、金額に見合った価値は全くありません。

 

三浦春馬は継父・実父にも無心されていた?

おカネの使い方が荒かったのは、どうやら母親だけではなかったようです。

 

三浦春馬の継父

三浦春馬さんは生前、友人に家族の金銭トラブルのことについて悩みを吐露したことがあったそうです。

 

「もう頭にきたから、地元の役所まで行って籍を抜いてきた」

 

籍を抜くなんて穏やかな話ではありませんよね。

 

よっぽどのことがない限り、頭をよぎることさえないでしょう。

 

実際に親の戸籍から抜けて、自分ひとりだけの新しい戸籍を作ることは可能で、その場合は二度と再び親の戸籍に戻すことはできません。

 

この時の三浦春馬さんは、それだけ強く親子関係を断ち切りたいと思ったわけで、その原因はやはりお金が絡んでいることは容易に想像ができます。

 

例えば、母親の金遣いの荒さに継父が「子供のお金を、そんなふうに使うもんじゃない。俺たちは俺たちの生活をしよう」といった態度であれば、三浦春馬さんも『頭にきて籍を抜く』という行動にはいたらなかったのではないでしょうか。

 

しかし、継父はもともとホストクラブのオーナーです。

 

お金が嫌いなわけがないじゃないですか。

 

ということは、血が繋がっていない継父もまた母親に倣って、三浦春馬さんのお金を宛にしていたということは、火を見るよりも明らかです。

 

三浦春馬の実父

三浦春馬さんとDNAで繋がっている父親とのお別れは、春馬さんが小学生時代でした。

 

両親が離婚してから実の父親からの連絡があるまでの約20年は、一度も会っていなかったようです。

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連絡があったのは、入退院を繰り返していた実父の心臓が芳しくなかったからと言います。

 

「最後になるかもしれないから、春馬に会いたい」

 

涙涙の物語ですよね。

 

自分の命がそう長くないことを悟り、最期にひと目、我が子に会いたいと願う親心・・・。

 

なんて美しい親子愛でしょうか・・・。

 

実父の願いは20年の時を経て、入院する病室にて果たされたのです。

 

この時の三浦春馬さんが記した言葉は、こんなふうにつづられていました。

 

「自分は死のうと思っていた。でも、なぜか会ってみようと思った」

「母と離婚した理由を教えてくれた」

「実父との再会が人生を見つめ直し、自分と向き合うきっかけを教えてくれた」

 

春馬さんの死へと向かっていた気持ちが、生きる方向へとシフトしていこうとする様子が伺い知れます。

 

なのにこの2年後、結局春馬さんは先立つことを決意してしまうのでした。

 

三浦春馬さんにとって、実父との再会はても貴重なものなったのは間違いありません。

 

その証拠に実父の手術は大成功すると、その後は時々二人で会って食事をするようになりました。

 

母親と継父の無心さから、自分の死を見つめる暗い日々を送っていたところに、大好きだったお父さんとの再交流は夢のような時間を過ごしたに違いありません。

 

しかし、三浦春馬さんが思い描くような夢の時間は、長く続くことはなかったのです。

 

「結局、金かよ」

 

三浦春馬さんは友人にポロッと、こんなふうにもらしたと言います。

 

三浦春馬さんの実父は入退院を繰り返すことによって金銭的に苦しく、援助を要求してきたそうなのです。

 

手術が成功したことで、長年途絶えていた親子関係を結ぶことができた喜びよりも、大好きなお父さんからも『お金』を要求された方が、この時の三浦春馬さんをどれほど傷つけたのか。

 

『俺は現金生産機じゃない!三浦春馬というひとりの人間なんだ!』

 

そんなふうに思ったのではないでしょうか。

 

三浦春馬さんの心情を考えると、いたたまれない気持ちになります。

 

要するに、スターとなった息子に対して、母親・継父・実父が目の色を変えて金銭を要求してきたことになるのです。

 

お金に目がくらんで春馬くんの人生を自分の意のままに操ろうとした、母親・継父・実父は『毒親』と表現してもよいのではないでしょうか。

 

三浦春馬の親は毒親?

毒親といっても、明確な定義はありません。

 

メンタリストDaiGoさんがいうには、毒親となる条件は一つしかなくて『心理コントロール傾向が高い』ことなのだそうです。

 

毒親は、ネガティブな感情で子供を支配する傾向があるというのです。

 

「〇〇ちゃんは出来たのに、あなたができなかったからママは恥ずかしかった」

「全然成績が上がらないわね、一体誰が学費を出していると思っているの」

 

恥とか罪悪感とかを与えて、子供をコントロールするのが毒親といえるのです。

 

これを踏まえて三浦春馬さんを取り巻く親たちをみると、どうも一概に毒親とは言えそうもないようですね。

 

報道の一部で「春馬くんはインタビューを受けるとき、お母さんの方に『これで大丈夫?』といった目線を送っていることがあった」とありましたので、見ようによってはこれが毒親にあたるのかな?と思ってしまいますが、その他はと言うと「児童劇団に入ってきたときから、周りとは違ったオーラを放っていた」とか「「僕が役をもらったよ!」と喜ぶ姿をみせていた」とかの証言からは、自分の道は自ら切り開いて進むたくましい男の子だったように見受けられます。

 

三浦春馬さんの親からは、ネガティブな発言で子供をコントロールしていたようには感じられませんでした。

 

三浦春馬さんの親たちは『毒親』というよりも、ただ単純に、お金に対して強く執着していただけだったのではないでしょうか。

 

親が子供のお金に手を付ける理由

例えば子供が未成年の場合、その財産を親が管理する権利がありますので、子ども自身が知らない間に使い込まれていたなんてことがあります。

 

子供にとっては災難ですが、現実問題として家計の状況が逼迫しているなどの理由がある場合は、生活費として使わざるを得ないといえるでしょう。

 

しかし、子供の財産は子供のものであって、親の勝手で使うことは許されていません。

 

特に、生活費としてではなく、親自身の趣味嗜好に使ってしまうことは罪となりますので、のちのち問題となる可能性があります。

 

親が子供のお金に手を付けてしまうのは、親の親、つまり祖父母が子育てをする過程で『お金音痴』にしてしまった可能性があります。

 

お金音痴とは

お金音痴とは、金銭感覚が鈍っている状態のことを言います。

 

例えば、「うちにはお金がないのよね」が口癖になっていると、その言葉を聞く子供に気持ちの上で負担にさせてしまいます。

 

更に「お金がない」と言いつつ普通の生活を送ることで、子供の中では大混乱が生じてしまい、金銭感覚を鈍らせてしまいます。

 

また逆に、必要以上に子供に買い与えるのもよくありません。

 

苦労することなく、欲しいと要求したものが手に入る環境にいる子供は、お金を得るという基本的な部分が欠如してしまいます。

 

そして、家計の状況を子供に見せないことで、お金がどのように入ってきてどのようの出ていくのかがわからない大人になってしまいます。

 

お金の流れはパイプのように、入口(収入)があって出口(支出)があるということを教える必要があるのです。

 

それにともなって、お金は湯水のように湧いて出てくるものでないことを子供なりに学ぶものなのです。

 

三浦春馬さんの祖父母が、どのような子育てをされてのかはわかりませんが、子供の金銭感覚を狂わせる何がかあったものと思われます。

 

三浦春馬の収益が毒親に搾取されていた?親が子供のお金を使う理由のまとめ

三浦春馬さんの友人やご近所さんの証言や様々な情報を考慮すると、三浦春馬さんの母親は、『自分のお腹を痛めて産んだのだから、子供が稼いだお金は当然自分の物』という考え方をされる人のようです。

 

しかしなぜ、継父や実父までもが無心になれたのか・・・そこを考えると、もしかしたら『類は友を呼ぶ』だったのかもしれません。

 

同じような類の人種は、自然に引き合い合うということです。

 

「俺、お母さんと絶縁した。もう何年も連絡をとっていない」

 

この発言をした三浦春馬さんの背景には、母親による母親らしからぬ行動がありました。

 

・生活が苦しいからと言って、三浦春馬さんが所属する事務所に直接まとまったお金を無心した

・春馬さんのギャラを上乗せするよう三浦春馬さんのマネージャーに、事務所社長への口利きを頼んだ

 

これが本当の話であるなら、誰だって激怒するでしょう。

 

だって、生活費として毎月120万円を仕送っていたのであれば、生活が苦しいわけがありませんからね。

 

今回はとても悲しい結末を選んでしまった三浦春馬さん。

 

お金に執着する両親から、なぜこんなにも好青年が生まれてきたのか・・・それは、ひとえに三浦春馬さん自身の人柄もあったでしょうが、何より、素敵な先輩や役者仲間との出会いが、彼を一本筋の通った素敵な爽やか王子に育ててくれたに違いありません。

 

今はただ、苦悩から解放された世界で、ゆっくりと穏やかな気持ちであり続けて欲しいと願うばかりです。

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