マスクに依存!間違ったつけ方は効果半減!外したあとの管理とは?

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ウイルス感染予防に意識が高い日本では、マスク着用が義務化されているのでは?と勘違いしてしまいそうなほど国民全体がマクスを着用し、鼻と口を覆っています。

 

テレビに映し出される新宿駅や東京駅などの通勤風景では、改札を通る乗客のほとんどがマスクを着用しています。

 

報道陣の取材に応じる人も、9割以上がマスク姿です。

 

マスク不足が解消されつつある現在でも、使い捨てマスクを洗って繰り返し使用したり、手作りマスクが流行っていたりと、本当に頭がさがります。

 

ただ、その光景に「マスクに依存しすぎているのでは?」と、非常に強い危機感を覚える瞬間があります。

 

そこで今回は、マスクに依存していると思われる人が、自分で自分を危険な状況に晒していると言わざるえない行動をまとめました。

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マスクは間違えた着用法では効果が半減!

マスクは正しく着用して初めて本領発揮するもので、鼻と口の前にあればいいという単純な話ではありません。

 

「完全にアウトじゃん」と思わせる人というのが、鼻の穴をマスクから出しちゃっている人です。

 

例えば、自分がウイルスに感染していると自覚がある人は、咳やくしゃみで発射される鼻水などに乗せてウイルスも撒き散らしてしまう恐れがあるので、マスクから鼻を出している人がいません。

 

・・・いえ、「いないと信じたい」ですが、正しい表現でした。

 

ですが、感染予防のためにマスクを着用している健康な人の鼻が・・・ガッツリ出ちゃっているんですよね。

 

飾りじゃないのよマスクは、です。

 

マスクから鼻を出した装着

自分の近くで咳やくしゃみをしている人の飛沫を、直接浴びて吸い込まないために着用しているはずのマスク。

 

なのに・・・、鼻の穴を出してしまっていては全く意味がないですよね。

 

確かに、マスクで鼻をスッポリ覆ってしまうと呼吸がしにくいです。

 

しかも歩いている時は足元がみえにくくなり、つまずきやすくなります。

 

くだり階段ともなると目測を見誤り、踏み外して転げ落ちるなんてことが実際に起きています。

 

人間は歩行するとき、鼻先で照準を合わせていると言われているので、マスクで覆われると歩きにくくなるのも納得です。

 

こうした理由からかどうかは定かではありませんが、実際問題としてマスクから鼻を出している方が、なにかと都合がいい場合もあります。

 

しかし、他人の飛沫は全くガード出来ていないので、予防面からいうと不十分としかいいようがありません。

 

自分の発する飛沫に関しては、しっかりとカバーしているのでしょうから、マスク装着としては50点です。

 

マスクがフィットしてない装着

マスクから鼻が出ている現象として、喋っている間に鼻が出てくる光景も感染予防としては弱いと感じます。

 

身の回りにいませんか?

 

テレビの中でもたまに見かけますよね。

 

喋っている内に鼻が出ちゃあマスクをズリ上げ、鼻が出ちゃあズリ上げ・・・ってしている人。

 

「ありゃ、マスクしている意味ないな」・・・なんて思いながら見入ってしまうので、その人が何を話しているか?とか、完全にそんな段ではなくなります。

 

これは完全に、マスクがフィットしてない状態にあります。

 

マスクにプリーツが入っているタイプなら、そのマスクのサイズは顔に対して小さすぎます。

 

マスクがウレタンなどのプリーツがないタイプは伸縮するので、顔に対して大きすぎるのかも知れません。

 

それでも、自分の飛沫を飛ばすことはないでしょうから、予防としては50点です。

 

正しいマスクの装着法

マスクから鼻がでてしまうのは、『鼻と口を覆う』と考えるからです。

 

マスクは、『目の下から顎にかかるまでをしっかりと覆う』ことを心がけ、更に、肌に密着させるように心がけましょう。

 

目の下といってもまばたきに支障をきたさないように、下まぶたにかからないようにするのがポイントです。

 

喋るたびにマスクの上部がパカパカしたり、そもそも鼻を出していたりするのは、感染予防としての意識は0とみなされても仕方ありませんよね。

 

自分の顔にあったサイズのマスクを使用し、目の下から顎までをしっかりと覆いましょう。

 

マスクを外したあとのNG行為

例えば喉が乾いた時、マスクを外さなければ飲み物を飲むことができませんが、どのように対応されているでしょうか。

 

マスクの表面をつまみ、飲み物が飲めるように顎まで下げて引っ掛けてはいませんか?

 

または、マスクのゴムを片方だけ外して、片耳にプランプランとさせてはいませんか?

 

その行為、非常に危険です。

 

マスクを顎にかけるのはNG

飲み物を飲む時に、マスクを顎にひっかけて飲むのはNGです。

 

なぜなら顎は、空中を浮遊しているゴミやら菌やらウイルスやらを、付着させている可能性がある部位だからです。

 

顎までズリ下ろしひっかけることで、清潔にしておきたいマスクの内側に菌やらゴミやらウイルスやらを付着させてしまいます。

 

そしてそのままマスクを引き上げると・・・内側に移ってきたウイルスを体内に取り込んでしまう結果を招いてしまいます。

 

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そういう事実を知ってしまったら、ちょっと怖くないですか。

 

水分補給をするときは、マスクを外してしまうのがベストです。

 

ちょっと面倒くさいですけどね。

 

マスクを片方だけ外し片耳に引っ掛けるNG

マスクの片耳を外すということは、清潔にしておきたいマスクの内側を外気に晒すことになります。

 

風に乗って飛び回っているゴミやら菌やらウイルスやらで、マスクの内側は汚染されてしまいますので良くありません。

 

膝の上に置くのも、マスクの内側を外気にさらすことになるのでオススメできません。

 

マスクの外し方にもNGが

マスクを外す時、マスクの表面を手で押さたりつまみ上げたりしながら外してはいませんか?

 

この行為こそ、マスクを装着している意味をなくしてしまうアウトな行為といえるでしょう。

 

感染予防として鼻と口を覆っているマスクの表面には、ゴミ・菌・ウイルスが付着している可能性があります。

 

マスクの表面を安易に触ってしまうとウイルスなどが手に移り、その手で鼻や口を触ってしまうと『接触感染』になってしまいます。

 

マスクを外す時は、耳にかかっているゴムの部分を両手でそれぞれつまみ、マスクの表面に触れないように外すのが正解です。

 

マスクを外したら、手指を洗うことをお忘れなく。

 

マスクの表面には絶対に触らないようにしましょう。

 

マスクを外したあとの管理方法

飲食のためにマスクを外したあと、そのマスクをどのように管理されていますか?

 

無造作にテーブルの上に置くのは・・・あまり見てくれがよくありませんので、周囲の人に配慮しましょう。

 

また、マスク二つ折りにして、無造作にポケットやカバンに突っ込んではいないでしょうか。

 

自分のポケットやカバンの中だからと安心していると、かなり危険です。

 

そのポケットにはチャックはついていますか。

 

カバンの中は無防備に、外気にさらされていないでしょうか。

 

ポケットやカバンの口がパックリ開いていると、通りすがりの感染者の飛沫を知らずしらずの内に受けてしまう恐れがあります。

 

食後そのマスクを再び装着することで、接触感染が成立してしまうのです。

 

そんなことになってしまっては、これまでの努力が水の泡となってしまいますよね。

 

なので、ちょっと面倒くさくはなりますが、一時的に外したマスクは『マスクケース』にしまうことをおすすめします。

 

マスクを外したあとはマスクケースへ

マスクケースは、二つ折りタイプ折らないで収納するタイプのどちらも展開されています。

 

デザインも様々で、可愛らしいものや抗菌効果されているものなど、検索すればするほど目移りしてしまいます。

 

でも『感染防止』という一点にしぼれば、かわいいとか便利機能とかで選ぶのではなく、使用中のマスクを出したり入れたりしても安全だと思えるものを選ばなければなりません。

 

例えば一回目。

 

使ったマスクを外して最初に収納するマスクケースは、どのタイプを選んでも安全だと思われます。

 

問題は二回目以降です。

 

使用済みマスクを再び装着するため、ケースから取り出す

マスクの表面が触れていたマスクケースの部分は汚染されている

マクスの内側が触れていたマスクケースの部分はキレイを保ちたい

しかし両者を遮るマスクがなくなった状態で、マスクケースの中の汚染は拡大

 ↓

そこに二回目のマスク収納によって、マスク内側もウイルスが付着

 ↓

接触感染成立

 

抗菌効果のあるマスクケースも販売されているようですが、ウイルスは『菌』ではありませんので、どこまで信用できるのか疑問ですよね。

 

そこでおすすめする使用方法が、マスクを収納する直前にアルコールでマスクケースの内側をケアする方法です。

 

ウイルスは『エンベロープ』という、アルコールに弱いタンパク質を身にまとっています。

 

エンベロープを破壊することで感染力は完全になくなりますので、エタノールでケースの中を拭き上げ、ウイルスの不活化をはかりましょう。

 

 

マスクに依存!間違ったつけ方は効果半減!外したあとの管理とは?のまとめ

というわけで、マスクを装着することはいいのですが、鼻の穴がマスクから飛び出しちゃっていたら意味ないですよ!ということを述べてきました。

 

『他人に感染させない!』

 

人として、とても良い考えです。

 

でも『感染させない』の前に、『自分が感染しない!』のほうが先決ではないでしょうか。

 

感染しなければ、他人に迷惑をかけることもないのですから。

 

感染予防としてマスクを着用しているのであれば、自分の顔にぴったりのサイズを選び、口と鼻をしっかりと覆うようにしましょう。

 

鼻の穴までしっかりと隠すようにしてくださいね。

 

マスクを顎にかけて鼻と口を出すのはマスクの内側を汚してしまう行為ですので、かけるなら鼻と口を覆い、かけないのであれば完全に外すように心がけましょう。

 

外したマスクは、マスクケースの内部をアルコール消毒しながら収納するようにしましょう。

 

今は日本だけでなく世界的にもマスク着用が推奨されていますが、ちょっと依存しすぎているんじゃないかな?ともとれます。

 

マスクをしていれば『密』になっても平気・・・ではありませんので、他人との距離間が狭くなりそうな場所には極力行かないようにするのが大事ですね。

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