今となっては、TOKIOのメンバーも関係者も、これまでTOKIOを応援してきた多くのファンも、驚きや悲しみ・怒り・諦めなど複雑な思いを胸に抱えてしまった事件となりました。
山口達也さんの退職願が2018年5月6日に正式に受理され、TOKIOを脱退・ジャニーズ事務所を退所することが決定してしまいました。
山口さんの復帰を願う声は届かず、無念でなりません。
結局山口さんが1人悪者になった形で収束を迎えたわけですが、本当に山口さんだけが悪かったのでしょうか?
いえ、山口さんの知られざる事実を知ると、山口さんのとった行為は決して許されるものではありません。
叩かれて然りです。
でもこの事件、回避することが出来たのではないか・・・と思えてならないのです。
そこで今回は、山口達也さんの事件を振り返りながら、どのように対応すれば良かったのかを考えていきます。
被害者女性には多額の示談金が支払われていること、被害者女性の親が出したコメントと責任について、まとめていきます。
山口達也が事務所を退所!女子高生は被害を回避出来なかったのか?
多くのカッコイイ男の子を囲うジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川社長に見初められることでデビューが決定!女の子にキャーキャー言われるのを生業とするアイドルタレントに成長します。
キラキラした衣装を身にまとい、黄色い声援を受けると『俺ってカッコイイ』『俺ってイケてる』という優越感に浸ることが出来るので、女の子好きには堪らない職業ですね。
その事務所から『TOKIO BAND』というユニットが生まれたのが1989年のこと。
1994年には『TOKIO』として正式にデビューしたメンバーの中に、山口達也さんがいました。
TOKIOはデビューした1994年から24回連続で紅白歌合戦に出場、冠番組では農業や漁業などに力を注ぎ、更には阪神淡路大震災ではチャリティ活動にも精を出していました。
クリーンなイメージしかなかったTOKIOですが、山口達也さんはチヤホヤされてのぼせ上がる性格だったようです。
この点に関しては非常に残念としか言いようがありません。
強制わいせつ事件の時系列
2月12日 病院を退院・女子高生を自宅に呼び行為に及んだことで被害届が出される。
3月31日 警察から取り調べを受ける。
4月20日 山口達也さんが強制わいせつで書類送検される
4月23日 女子高生側と示談成立する
4月26日 マスコミが山口達也さんの強制わいせつで書類送検されたことを報じる
4月26日 山口達也さんの緊急謝罪会見
5月1日 起訴猶予処分を受ける
5月2日 TOKIOの残る4人のメンバーの緊急会見
5月6日 山口達也さんジャニーズ事務所を退所
やはり一番回避すべきは、退院したその日に酩酊状態になるまでお酒を飲んだことではないでしょうか。
酒癖が悪い山口さんでしたが、2016年の離婚を機にますますお酒の飲み方が悪くなっていました。
女性に対してもだらしないと、業界関係者は口を揃えて言います。
『山口達也不祥事!離婚もアルコールが原因だった?酒乱の実態調査!』はこちら!
その『お酒』が原因で身体の不調を訴え入院していたのですから、『退院したことだし。よし!酒でも飲んでみるか!』というのは改めて欲しかったです。
山口さん!そんなにお酒って、美味しいですか?
『 山口達也が辞表!アルコール依存症の症状と完治・TOKIOへの復帰を!』はこちら!
山口達也が事務所を退所!被害者女性に支払われた示談金とは?
本来ならこの事件は、マスコミが報じるより前に示談で成立していたのですから、これで丸く収まるはずでした。
『示談成立』という情報に、「話し合いで解決する程度の事件だったんだ」と胸をなでおろしたのですが、実は2,000万円もの示談金が支払われたというではないですか!
一般的に、強制わいせつの示談金は20~100万円が相場といわれますが、山口達也さんは2,000万円を支払っています。
山口さんがアイドルだから、相手が未成年だからといっても2,000万円は高額すぎますよね。
その理由は、時系列から分かってくることがあります。
事件が起きて被害届の提出がなされたのが2月、山口さんが強制わいせつで書類送検されるのが4月。
この2ヶ月という時間に隠された真実、それは、『女子高生』と報じられた被害者が2月の時点では『中学生』だったということです。
被害者が中学生となると事件内容は更に重要化してきます。
そして報道では『無理やりキスするなどした』となっていますね。
これも明らかにキスだけでなく、キス以上の事も、キス以外の事もしていることを意味しており、それはあまりにも破廉恥な行為です。
もしかしたら被害者は一生消えないキズを身体に負ってしまっているのかもしれません。
そう考えると示談金が跳ね上がったことも、なんとなく頷けます。
『山口達也事件で5億の損害賠償?TOKIOメンバーの心境と復帰いつ?』はこちら!
山口達也が事務所を退所!被害者女性の親のコメント!それって責任転嫁?
4月26日の緊急謝罪会見の場で、被害者の親がコメントを出しました。
『今回娘が被ったことは、親としては決して許せるものではありません』
『ただ娘にも山口氏にもこれからがあります』
『この過ちで1人の人間の未来がすべて奪われて仕舞うことを私たちは望んでおりません』
『山口氏には娘の心のキズに向き合いながらこれからを考えていただき、また娘についてもそっとしておいてもらいたく、いただければと思います』
前章でも述べた通り、被害者と山口さんの間では2,000万円の示談金を支払うことで成立したはずなのに、改めて『許せない』とコメントを発表した親に憤りを感じました。
未成年とはいえ、20時すぎから40歳を過ぎた中年男性の部屋に行けば何が起きるのか、誰が考えても一目瞭然。被害者女性に危機管理がなさすぎでした。
一方、未成年の子供を持つ親もまた、そんな危険に巻き込まれないようにしつけ、教育する義務・監督責任があります。
今回の被害者の親の出したコメントには『親の責任』というものが微塵にも感じられませんでした。
そもそも被害者の親が、女子高生の外出を許可しなければ事件は起きなかったのです。なぜ止めなかったのでしょう。なぜ外出する娘を止めなかった自分を恥じないのでしょう。
有名人だから間違いが起きないとでも思ったのでしょうか。
確かに山口さんのしたことは全面的に悪いのですが、大切な娘をこの程度にしか育てられなかった親にも大いに責任があるといえます。
『山口さんの未来を』・・・って、もう潰しちゃってますよ。
『城島茂の父親が刑務所に?八尾市との関係性は?手の震えを動画で検証!』も合わせてご参照ください!
山口達也が被害者女性に支払った示談金!親のコメントは責任転嫁のまとめ
今回のこの事件は本当に悔やまれてならない事故でした。
女子高生に電話をしたければ・自宅に誘わなければ。
女子高生自身が断ることが出来れば。
親が娘の外出を止めていれば。
どこかで食い止めることが出来ていたはずです。
しかし、起きてしまったことを『タラレバ』いっても過去は戻ってきません。
この事件を教訓に、親はしっかりと子供を教育し、子供もまた危機管理していくように心掛けて欲しいものです。
このような事件が二度と再び起きることがないようにしたいものです。