鳴かず飛ばずでアルバイトに明け暮れる毎日を過ごし、下積みをしていた『清野菜名(せいのなな)』さん。
彼女の小学生時代は、友達同士でやる『オーディションごっこ』が流行っていたそうなのですが、その延長線で本物のオーディションを受けに行ったのがきっかけで芸能界デビューすることになりました。
本物のオーディションというのが、雑誌『ピチレモン』のモデルです。
ピチレモンと言えば、長澤まさみさん・栗山千明さん・夏帆さん・宮崎あおいさん・加藤あいさん・石田ひかりさんなど、今となっては超有名な女優を数多く排出したティーン向けのファッション雑誌ですね。
『ごっこ』が功を奏し、見事『グランプリ・ペンティーズ賞』を受賞!ピチレモンの専属モデルとして2007年5月から2011年9月の4年間、活躍しました。
ピチレモン卒業後は、大物女優の先輩たちのあとを追うように彼女も女優の道を目指したのですが・・・、人生そんなに上手くいかないものですね。
そこで今回は、こんなに頑張っている清野菜名さんが可愛くないという噂や、演技が下手くそという真相、でもアクションは驚くほど凄い!という真実についてまとめました。
清野菜名が実は全然可愛くない?
清野菜名の基本情報
本 名/ 清野菜名(せいのなな)
誕生日/ 1994年10月14日
出身地/ 愛知県稲沢市
血液型/ B型
身 長/ 160cm
趣 味/ 歌うこと
特 技/ アクション・バク転・殺陣・球技・ギター・ドラム・ベース・陸上
事務所/ ステッカー
清楚花恋なイメージの清野菜名さんが、『可愛くない』『ブス』とネットで騒がれています。
菜名さんを認識するきっかけになったのは、お昼の20分ドラマ『帯ドラマ・トットちゃん!』ではなかったでしょうか。
日本国民ならほとんどの人が知っている大物司会者・黒柳徹子さんの、デビューからこれまでの壮大なストーリーを描いた『窓ぎわのトットちゃん』のスピンオフドラマですね。
『トットちゃん!』は、黒柳徹子さんがこの世に生まれてから芸能界にデビューするまでの半生を面白おかしく描いたストーリーでした。
このドラマの主人公であるトットちゃん(黒柳徹子)役を、伸び伸びと演じたのが清野菜名さんです。
その彼女がなぜ『ブス』と言われているのでしょうか。
ネットを見ていると、どうやらこのように言われているようですよ。
「表情がかわいくない」
「まだ若いのに、なんか不快」
「品がなくて頭悪そうな顔」
「髪型が似合っていないし、昭和臭い」
「たまにキレイな時もあるけど、引きつった顔をよくする」
確かに顔と髪型が釣り合っていない気がします。
それこそ、まだ若いのに・・・顔のパーツのバランスでしょうか?実年齢より年上にしか見えません。
ヘアースタイルは実年齢か、それより幼く見えるようなカットやアレンジを施しているので非常にアンバランスさが際立ちます。
「昭和臭い」というのも、わかる気がしますね。
「全く可愛くない。好きになれない」
きっと今の彼女は、原石なんですね。
これから一皮も二皮も剥け垢抜けた時、彼女の本来の輝きが見られるのではないでしょうか。
若いときに残念さが漂っていても、30代・40代と歳を重ねる度に美魔女へと変貌していくような気がします。
若いときに年上っぽく見える人は、年齢とは反比例したように若く見られる傾向にありますので、10年後くらいは同世代のタレントさんに反感を買うかもしれませんね。
「あの子、目元に全然シワがない!」
「肌のハリもいいし、お化粧のノリもいいし」
「私なんてこんなにボロボロなのに!」
女子はキレイな女性に強く反応する生き物です。ちょっと、面倒くさいですね・・・。
清野菜名の演技が下手くそすぎる?
いえいえ。演技が下手だなんて、誰が言っているのですか?
彼女の演技はとてもナチュラルな演技派女優です。
「清野菜名ちゃんの演技があまりにも素晴らしすぎて号泣しました」
「ドラマでこんなにも感動したのは久しぶり」
「近年稀に見る素晴らしい女優さん」
ネットでの評価は上々ですね。
役を演じる上で、菜名さんは女優としての役割をしっかりと考えているようです。
映画『恋は雨上がりのように』の取材の時、「演技に対する考え方の変化」を尋ねられた時に菜名さんはこのように回答されました。
「何年やっても、演技は難しい」
「違った役を演じていくためには、いろんな性格や癖の人と会って、そういう経験をしないと、自分の中の引き出しは生まれない」
「出来るときに、今しかできない役はやっておいた方がいいなと感じた」
「戻ってこない時間を、大切にしたいなって」
「作品ごとに、いろんなやり方でやっていきたい」
常に役のことを考え、ひとつずつのシーンやカットを大切にしている清野菜名さん。
これからも自分なりのアイディアを取り入れて演技の幅を広げていって欲しいですね。
清野菜名のアクションが猛烈にすごすぎる!
冒頭でも述べたように、菜名さんはピチレモンの専属モデルとして4年間活躍したのですが、卒業後はモデル業に専念するのではなく、女優一本に的を絞りました。
モデルに必要な身長が、自身に足りていないことを知っていたからです。
しかし、思いの外仕事は入ってきませんでした。
アクションとの出会い
菜々さんは『日本芸術高等学園』に進学するため、中学を卒業するタイミングで愛知県から上京してきました。
今後仕事が増えてきた時のことを見据えてのことだったと思います。
仕事が入るたびに地方から出てくることを考えると、東京に移り住んだほうが動きやすいですものね。
余談ですが、この時期は反抗期真っ只中だったそうで、上京して一人暮らしをしていく中で母親の有り難みに気づいたそうです。
しかし現状は思い描いていた世界とは程遠く、閑古鳥が泣くほど仕事に恵まれませんでした。
そんな高校1年生の時、映画『バイオハザード』のスクリーンの中に映し出されたミラ・ジョヴォヴィッチさんのアクションに感銘を受けたそうです。
おっとりしているように見える菜名さんですが行動は人一倍早く、すぐさま高校のアクション部に所属。
2年生になると本格的なアクションを習得するために、日本のアクション監督で名高い『坂口拓(さかぐちたく)』の下、養成所で一年間みっちりと訓練を受けました。
一歩間違えれば大事故にもつながるアクション、生半可な気持ちでは門を叩くことはできませよね。
アクロバティックを習い、見た目とは裏腹の戦える女子に変貌した菜名さんに、チャンスが巡ってきます。
2014年公開された映画『TOKYOTRIBE』のキャストオーディションで一度は落選するものの、アクションメンバーのオーディションで監督・園子温氏の目に留まり、見事ヒロインの座を勝ち取ったのです。
ついに念願の女優としてヒロインに抜擢される日が来ました。
この映画の中にはヌードになるシーンも含まれおり、監督から「脱げるか」と尋ねられたそうです。
若干10代の、しかも無名の駆け出し新人女優、多くのスタッフさんや共演者に囲まれる中で肌を晒すのは躊躇してしまうところなのですが、菜名さんは違いました。
即座に、意味のあるシーンだと察知し「やらせてください」と即答したそうです。
この出来事から清野菜名さんは、ヌードも辞さない体当たり演技が出来るアクション女優としてその名を知らしめることになったのです。
彼女は将来、芸能界になくてはならない存在になるのかもしれません。
大物の香りはプンプン匂ってきますね。
清野菜名さんのまとめ
着実に知名度をあげてきている清野菜名さん。
高校生で出会った映画、バイオハザードのミラ・ジョヴォヴィッチさんのアクションに感銘を受け、誰よりも強くなりたいと思ったからこそ、現在の女優・清野菜名があるのです。
誰よりもハングリーで、スポンジのように吸収する菜名さんの笑顔は弾けています。
日本の女優さんが踏み入れない領域で存在感を示し、目的意識をはっきりと持って努力と根性で鍛えていく強さを秘めている、プロ魂。
今後、大注目の女優さんになること間違いなしです。
映画の中だけでなく、テレビの連続ドラマでもアクションを披露していただきたですね。
それこそ、彼女が憧れていた『スパイ役』なんてモッテコイだと思います!