不朽の名作『タッチ』の30年後を描くあだち充先生の漫画『MIX』が、連載7年目にして遂にアニメ化することが決定いたしました!
放送開始は2019年4月の毎週土曜日17:30(読売テレビ・日本テレビ系にて)となっています。
舞台は、上杉達也・和也兄弟と浅倉南が通っていた『明青学園』。
30年の時を経て、明青学園の野球部にこれまで以上の野球好きが入部、個性あふれるキャラクターたちが続々と集まってきます。
さて、アニメ化ということで一番気になるのが、キャラクターたちに命を吹き込む演者・声優の存在ではないでしょうか。
同じキャラクターで同じ感情を表現しても、演じる声優さんによってイメージが全然違ってきます。
そこで今回は、アニメ化される『MIX』の声をあてる声優さんについて、また『タッチ』の声優についてもまとめました。
MIXアニメ化決定!声優は誰が?
現時点でキャスティングされている声優さんの発表は一人だけのようですね。
その唯一の一人と言うのが、タッチのヒロイン・浅倉南役で大活躍された日髙のり子さんです。
MIXに出演が決まった日髙のり子さんからは、喜びのコメントを発表していました。
『あだち先生の作品に再び参加することが出来るなんて夢のようです』
『卒業した母校を訪れた時のように懐かしくて、少しくすぐったいような気持ち』
『明青学園OGとして頼れる先輩になれるよう頑張ります!』
日髙のり子さんは『MIX』の連載が開始してからCMなどですでに関わりを持っており、声のハリや艶は30年経っても色褪せていませんね。
とは言うものの、主要人物の声を当てることはないと予想します。
大人の艶っぽさを全面に出した高校生って、ちょっと変でしょ?そうでもないかな?否、日髙のり子さんだったらアリかもしれませんね。
ベテランとなった日髙のり子さんには、青春を謳歌する投馬・走一郎兄弟を見守る母親のポジションはいかがでしょうかね。
・・・無難過ぎますかね。
MIXアニメ化決定!若手が担当する可能性
最近の声優さんの声が、みんな同じに聞こえてくるのは私だけでしょうか。
それはさて置き、今活躍中の若手声優を『MIX』の主要人物に起用することはないような気がしてなりません。
タッチのキャスティングを見てみてください。
主人公・上杉達也役を射止めた三ツ矢雄二さんは声優デビューして9年のキャリアがあり、それまでに洋画の吹き替えや三枚目キャラクターやなどを演じる上で、様々な経験を積んでいたイケイケ声優だったと思われますが。
達也の弟・上杉和也役の難波圭一さんは声優歴が2年、日髙のり子さんに至っては声優歴1年という若手の中の若手を起用していたのです。
達也と和也の投球を受けるキャッチャー・松平孝太郎役に至っては、芸歴は長いものの噺家の林家こぶ平(現・林家正蔵)が初の声優に挑戦したのでした。
その他にキャスティングされていたのは芸歴10年前後の、声優としては油の乗った役者がほとんどでした。
田中秀幸さん(柏葉英二郎)
井上和彦さん(新田明男)
中尾隆聖さん(西村勇)
冨永みーなさん(新田由加)
塩屋翼さん・堀川りょうさん(吉田剛)
タッチ以外の作品も見ていきましょう。
古賀春華役 鈴木真仁さんは声優として1994年デビュー
野田敦役 津田健次郎さんは俳優として1995年デビュー
こうして見るとヒロインの選出には、特にキャラクターのイメージする声と認められる女性役者を広範囲から選んでいるように思えますね。
過去作品を踏まえると、主人公・投馬役は声優歴がそこそこで現在プチブレイクしている声優だと予想。
追記:MIXの主人公、立花投馬役は梶裕貴さんに決定しました!
梶裕貴さんといえば、『逆転裁判~その「真実」、異議あり!~』でも主人公、成歩堂龍一役を演じられていますね。
めちゃカッコよくて個人的には好きな声優さんであります。
でも投馬役に抜擢されるとはおもっていませんでした・・・。
兄・走一郎は、若干こまちゃくれている感があるので投馬役と同じか、少し芸歴が長い声優が起用されるかもしれません。
妹・音美役は、駆け出しの声優か新人女優が抜擢される予感がします。
追記:立花走一郎・音美兄妹を担当する声優が、内田真礼さん・内田雄馬さんに決定!
真礼さんと雄馬さんは正真正銘血の繋がった姉弟なのです。
姉弟で声優の仕事に就くなんて、すごく珍しいですよね。
姉が妹役で、弟が兄役・・・役者に年齢は関係ないところが素晴らしいですよね。
MIXアニメ化決定!タッチ出演者の苦労裏話!
MIXで出演を決めた日髙のり子さんは、幼い頃から女優に憧れていた女の子で子役として活躍していた時代がありました。
女優志望なのにアイドルとしてデビューすると、パワハラともとれるような出来事が番組中に度々行われていたそうです。
そんな中、ラジオ番組を持っていた日髙のり子さんの元に送られたリスナーからの一言で転機が訪れます。
『声に特徴があるので声優に向いていると思う』
アイドルから声優へと転向を果たすも、如何せん、これまで声優としての経験が全く無かった日髙のり子さんにとっては厳しい世界となりました。(周りのスタッフが何も知らせなかったので、自分の酷評を耳にすることはなかったそうです)
タッチ・浅倉南役は日髙のり子さんにとって、後に「鍛えられました」と感謝しており、それだけ壮絶な毎日を過ごしていたものだと容易に想像がつきますね。
南ちゃんが絡むシーンでは必ず映像がストップ。
先輩声優やスタッフからの演技指導が入り、プレシャーを感じるようにも。
しかし日髙のり子さんは、この厳しい環境の中で目覚ましい成長を遂げました。
上杉和也役の難波圭一さんも気合を入れてアフレコに臨んでいましたが、舞台の感覚で演じていたため担当キャラクターである和也とは気持ちがリンクせず、かなり苦しい思いをされたそうです。
松平孝太郎役の林家こぶ平さんにおいては声優としては素人同然だったため、先輩声優である三ツ矢雄二さんにはかなり扱かれたようで、30年経った今でも頭が上がらないみたいですよ。
MIXアニメ化決定!声優は若手が担当?タッチ出演者の苦労裏話!のまとめ
MIXアニメ化にあたり、アニメと言えば声優陣が気になるところですが、今の所まだまだ伏せられていて焦らされている状態ですね。
今後、続々と発表されるのではないでしょうか。
これまでの傾向によると、主人公・投馬はブレイク中の声優、兄・走一郎は主人公約よりも芸歴が長い声優若しくは俳優が務めるのではないかと。
そして、ヒロインは高い確率で素人にほぼほぼ近くてプロ感が薄い役者さんが起用される予感がします。
あとは、なんと言っても大御所・日髙のり子さんの役どころが気になりますね!
正式発表が待ち遠しいですが、色々な想像を膨らませながらその時を待ちましょう!