お笑い芸人ブラックマヨネーズと言えば、気色の悪いボケをする吉田さんに絶妙のツッコミを小杉さんが入れるコントで、お茶の間を湧かせてくれる芸人さんですよね。
最近はますますハンサム(御髪が半分寒い)となられた小杉竜一(こすぎりゅういち)さんですが、2018年11月25日に開催された第8回大阪マラソンのフルマラソンに参加されたそうです。
フルマラソンと言えば42.195kmという途方もなく長い道のりを走る競技で、我々アスリートでない一般市民としては、己の限界を試されるものです。
その競技に初参加したブラックマヨネーズ・小杉竜一さん。
しかし、完走することは出来ませんでした。
そこで今回は、ブラックマヨネーズ小杉竜一さんがなぜフルマラソンで完走出来なかったのかをまとめました。
ブラマヨ小杉が時間切れ?完走ならず
小杉竜一の基本情報
名 前/ 小杉竜一(こすぎりゅういち)
出身地/ 京都府京都市右京区(現在・西京区)
誕生日/ 1973年7月5日
血液型/ O型
身 長/ 170cm
体 重/ 119kg
趣 味/ USJ・空手(一級茶帯)
コンビ名/ ブラックマヨネーズ
事務所/ 吉本興業
小杉さんと言えば、見た目からして典型的な肥満児体型でフルマラソンを走りきる筋肉を持っているとは思えません。
プロフィールの通り、119kgもある巨体を支えながら走るなんて無謀としか言いようがありませんよね。
しかしそんな私たちの心配をよそに、11月25日9時、42.195kmに挑むべく小杉さんはスタートを切りました。
が、30km地点の制限時間をオーバーしてしまい、脱落する形で小杉さんの挑戦は終わったのです。
時間にして30秒ほど及ばなかったそうです。
ブラマヨ小杉の人生初のフルマラソンとは?
しかし今回、なぜ小杉さんはフルマラソンという無謀な挑戦をしたのでしょうか?
実は、関西ローカルテレビ番組『戦え!スポーツ内閣』のMCを務めていた小杉さん。
番組放送中に出演者に押される流れで、急遽フルマラソンに参加することが決まったのです。
年齢や日頃の運動量や体型などを考えると、さすがに命に危険が及びますよね。
小杉さんと同じ体型の人は、日頃から走り込んでいない限り参加することを躊躇するでしょう。
しかしそこが、一般人とテレビの中の世界に生きる人との『差』なんでしょうね。
兎にも角にも、番組の代表として走ることに意志を固めた小杉さんは、フルマラソンに挑戦する一ヶ月半前・10月11日、大阪府大東市にある大阪産業大学で体力測定を受けたのです。
測定の結果がこちらです。
『体重・119.2kg』
『体脂肪率・46.7%』
この数値だけだと明らかに無謀な挑戦ですが、学生時代にラグビーをしていたお陰で筋肉量が高く心肺機能の数値もかなり良いとのことで、指導者はGOサインを出したのでした。
ブラマヨ小杉は完走出来ず「悔しいです!」
一年前、小杉さんは『チャレンジラン』に参加したことがありました。
この時は8.8kmを走るというもので、一応完走はしたものの規定制限時間をオーバーしています。
また、『東京マラソン2009』に参加されたお笑いタレントの松村邦洋さんが、走行中に倒れ込むと心肺停止状態になったのも記憶に新しいですよね。
今回のフルマラソンは、参加する小杉さんの体調をチェックしながらの走行となり、スタッフが伴走していました。
走り終えた小杉さんは取材陣に対して、コメントしています。
悔しいです。
人生で痛くなったことのない内ももが痛くて・・・。
どこかで「ヒーハー!」を言うたろと思ってたんですけど、結局言わないままで。
30km地点で「はぁ~(ため息)」で終わりました。
来年のリベンジの意気込みを問われましたが、歯切れの悪さからすると次はなさそうですね。
ブラックマヨネーズの小杉竜一さんのまとめ
自分の限界に挑む意味ではフルマラソンにチャレンジするのは良いことだと思います。
しかし、無謀なことはしてはいけません。
今回、松村邦洋さんのようなことが起きなくて良かったと、ホッと胸をなでおろしました。
いくらお茶の間の笑いのためとは言え、冗談半分で体に負荷がかかるようなことは避けて欲しいと思った一件でした。