固い油性ペンのフタが簡単に開く!厚めの本を使うだけの驚きの裏ワザ

生活
天澤和臣
天澤和臣

くそっ、なんでこんなに固いんだよ…!

大学の掲示ポスターを作るために、貸し出された油性ペンを手に取った和臣。

しかし、どのペンもキャップがガッチリと固まり、指の力だけではびくともしない。

ねじっても引っ張ってもダメ。

イライラしながら何本目かのペンに挑戦していると、後ろから声がした。

白石悠真
白石悠真

何してんの?

振り向けば、悠真が不思議そうにこちらを見ていた。

油性ペンのキャップが固くて開かない!そんな経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか?

力を入れてもビクともしないし、無理に開けようとすると手が滑ってインクが飛び散ることも…。

今すぐ使いたいのに・・・、接着剤でもついてんじゃないの?

天澤和臣
天澤和臣

ポスター作らなきゃいけないんだけど、マジックのキャップがどれもこれも開かなくてさ。

白石悠真
白石悠真

なるほどね。

でも、それなら簡単に開ける裏ワザがあるよ。

悠真はそう言って部屋の隅へと向かい、何やら分厚い雑誌を手に取った。

そんな厄介なキャップ問題を、ある身近なアイテムを使って簡単に解決できる裏ワザがあります。

道具も特別な力も不要!サッと試せて、ストレスなくキャップを開けられる方法を紹介します。

白石悠真
白石悠真

まあ見ててよ、あっという間に開けてやるから。

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固い油性ペンのフタが簡単に開く!裏ワザを公開

油性ペンのキャップが固くて開かない・・・そんなときに、無理に力を入れると手が痛くなるし、勢い余ってインクが飛び散ることも。

でも、ある身近なアイテムを使えば、驚くほど簡単に開けられます。

特別な道具も力も必要なし!力任せに引っ張る前に、ぜひ試してみてください。

準備するも

◆キャップが開かない油性ペン

◆厚みのある本(雑誌、単行本、分厚いノートなど)
※新聞や薄い雑誌だと挟みにくいため、ある程度の厚みがあるものがベスト

裏ワザの手順

  1. 本を開き、真ん中あたりのページを少し開いた状態にする。
  2. 固くなったキャップの部分を、その開いたページの間にしっかり挟む。
  3. 本を片手でしっかり押さえながら、もう片方の手でペン本体を引っ張る。
  4. テコの原理でキャップがスルッと外れる!
白石悠真
白石悠真

こういうのは力じゃなくてコツがいるんだよ。

悠真が本を手に取ってキャップを挟み、ペンを軽く引っ張ると…ポンッと外れた。

天澤和臣
天澤和臣

うそ、そんな簡単に!?

白石悠真
白石悠真

ほらな?俺を頼って正解だったでしょ?

なぜこの裏ワザで簡単にキャップが開くのか?

油性ペンのキャップが開かなくなる原因は、大きく分けて 密着による摩擦 と 乾燥したインクの固着 の2つです。

  1. 密着による摩擦
     キャップとペン本体は、密閉性を保つためにぴったりとはまる設計になっています。そのため、時間が経つと摩擦が強まり、手の力だけではなかなか引き抜けなくなります。無理に開けようとすると手が滑ったり、余計に力が入りすぎてインクが飛び散ることも。
  2. 乾燥したインクの固着
     長期間使っていないペンだと、キャップの内側やペン先の周りでインクが乾燥し、接着剤のように固まることがあります。これが「キャップがガッチリくっついてしまう」原因です。

本を使うとキャップが開きやすくなる理由

この裏ワザは、本のページの間にキャップをしっかり挟むことで 「摩擦を利用して強い固定力を得る」 のがポイントです。

  • テコの原理が働く
     本にキャップを挟むことで、キャップ部分はしっかり固定されます。その状態でペン本体を引っ張ると、 キャップに均等な力がかかる ため、余計なねじれやズレが起きずにスムーズに開けられます。
  • 手の力を分散できる
     手で直接キャップを引っ張ると、指先に力が集中して滑りやすくなりますが、本に挟むことで 指だけでなく腕全体の力を使える ようになり、無理なくキャップを開けることができます。
  • 手が滑る心配がない
     本をしっかり押さえておけば、キャップが固定されるため、手が滑ることなく安全に開けることができます。
白石悠真
白石悠真

この方法なら 力の弱い人でも簡単にキャップを開けられる ので、「どうしても開かない!」と困ったときは試してみてください!

この裏ワザに適した本・適さない本

◎ 適した本

厚みがあり、しっかりとした重みのある本
 → 辞書、専門書、ハードカバーの小説、漫画の単行本 などが最適。ページ数が多く、安定感があるのでキャップをしっかり固定しやすい。

紙質が滑りにくい本
 → ザラザラした紙質の本や、分厚いノート など。キャップがズレにくく、しっかり挟める。

手で押さえやすいサイズの本
 → A5〜B5サイズの本(教科書や参考書くらいの大きさ) がベスト。大きすぎず小さすぎず、安定感がある。

△ 適さない本

薄すぎる本や冊子
 → 雑誌、パンフレット、文庫本 などはページ数が少なく、キャップをしっかり固定できないので不向き。

ツルツルした紙質の本
 → 光沢のある雑誌や写真集、画集 などはキャップが滑りやすく、固定しづらい。

とても大きい本(A4以上)
 → 図鑑や大型の写真集 などはサイズが大きすぎて片手で押さえづらく、安定しないため不向き。

 もし適した本がない場合は?
 厚手のノートや新聞の束 でも代用可能!キャップをしっかり固定できるものなら、本以外でもOK。

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この裏ワザを実践する際の注意点

① 本を強く押さえすぎない

キャップを固定するために 本を押さえる力が強すぎると、表紙やページが折れたり破れたりする 可能性があります。

本を傷めたくない場合は、なるべく 厚みがあるしっかりした本を使う のがコツ。

② 片手で本を押さえ、もう片方でペンを引っ張る

力のバランスが悪いと、本が動いてしまいキャップが開かないこともあります。

本を安定させてからペンを引っ張る ことで、スムーズにキャップが外せます。

③ 強く引っ張りすぎるとペンが飛ぶ可能性あり

キャップが突然外れると、勢い余ってペンが飛んでしまう こともあるので注意。

ペンの先が服や壁につかないよう、ペン先を下向きにしない のがポイント。

④ キャップが壊れている場合は無理をしない

キャップが割れていたり、ヒビが入っていたりすると、無理に引っ張るとさらに壊れる ことがあります。

その場合は、この裏ワザを試す前に、キャップの状態を確認しておくと安心です。

⑤ 適した本を選ぶ

先ほどの説明にもあったように、薄すぎる本や滑りやすい本は使いにくい ので注意が必要です。

適した本がない場合は、新聞紙や厚めのノートを重ねるなどして代用 するのもアリです

白石悠真
白石悠真

この裏ワザを試すときは、ペンや本を傷つけないように気をつけながら、力加減を調整して やってみよう!

固い油性ペンのフタが簡単に開く裏ワザ!の、まとめ

固くなって開かなくなった油性ペンのフタを、簡単に開ける裏ワザをご紹介しました。

裏ワザの方法は、厚みのある本にキャップ部分を挟み、片手で押さえながらペンを引っ張るだけ で簡単に開く!とういうものです。

裏ワザのポイントと注意点をおさらいしましょう。


・ 適した本は 分厚くて表紙がしっかりしたもの。逆に 薄すぎる本やツルツル滑る本は不向き
・ 力加減に注意! 無理に引っ張るとペンが飛んだり、本が傷んだりする可能性あり。
・ キャップが破損している場合は無理せず別の方法を検討しよう。

この裏ワザを知っておけば、もうキャップが開かずにイライラする必要なし!

次からはサッと開けて作業に集中できますよ!

★おまけ★

白石悠真
白石悠真

ほら、これで全部開いたよ!

悠真の裏ワザは見事に成功し、ガチガチに固まっていたペンのキャップはあっさり開いた。

和臣は驚きつつも「すげぇな、ありがとう」と礼を言い、そのままポスター作りに集中し始める。

しかし——なんだろう、この妙な寂しさは。

白石悠真
白石悠真

・・・・・・。

静かになった部屋に、ポスターを描くペンの音だけが響く。

悠真はじっと和臣の背中を見つめたあと、ゆっくりと歩み寄り、そして後ろからそっと腕を回した。

天澤和臣
天澤和臣

ん?

和臣が少し驚いたように振り返るが、悠真はただ優しく抱きつくだけ。

ポスター作りの邪魔をしないように、力を入れず、そっと寄り添う。

天澤和臣
天澤和臣

・・・どうした?

白石悠真
白石悠真

別に。

和臣、集中しすぎてて構ってくれないから・・・。

拗ねたような声が耳元で囁かれる。

和臣は苦笑しつつ、悠真の手をポンポンと軽くたたいて「ちゃんと気にしてるよ」のサインを送る。

白石悠真
白石悠真

・・・ほんとに?

悠真が上目遣いで聞くと、和臣は手を止めて振り返る。

そして、少しだけ考え込むような仕草を見せたあと、不意に悠真の腕を引いた。

白石悠真
白石悠真

わっ——!

そのまま悠真を自分の膝の上に座らせる。

天澤和臣
天澤和臣

これなら寂しくないだろ?

耳元で低く囁かれ、悠真の心臓が跳ねる。

まさかこんな形でくっつくことになるとは思わなかった。

白石悠真
白石悠真

・・・いや、これじゃ逆に邪魔じゃない?

天澤和臣
天澤和臣

大丈夫、片手なら動かせる。

そう言いながら、和臣は器用に片手でポスター作りを続ける。

悠真は戸惑いつつも、和臣の肩にそっと額を預けた。

白石悠真
白石悠真

・・・終わるまで、こうしててもいい?

天澤和臣
天澤和臣

好きにしていいよ。

優しくポンポンと背中を叩かれながら、悠真は目を閉じる。

ほんのり漂うインクの匂いと、和臣のぬくもり。

白石悠真
白石悠真

(・・・もうちょっと、このままでいよう)

ポスター作りの邪魔にならない程度に、そっと身を寄せながら、悠真は静かに微笑んだ。

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