パスタの茹で汁に5分つけ置くだけ!皿の油汚れがスッキリ落ちる裏ワザ

台所

食後の食器洗いって面倒ですよね。

とくにパスタを食べた後の皿は、ソースの油分がこびりついてなかなか落ちない・・・。

ゴシゴシこすってもスッキリしないし、洗剤をたくさん使うのも気が引けてしまいます。

天澤和臣
天澤和臣

うわ、皿がベタベタ・・・。

夕食の後、和臣がシンクに運んだパスタ皿を見て、思わず眉をひそめた。

トマトソースの油がしっかり残っていて、水をかけたくらいではビクともしない。

天澤和臣
天澤和臣

またゴシゴシ洗わなきゃか・・・。

しつこい油汚れ、ラクに落としたい!

そんなときに試したいのが、パスタのゆで汁を使った浸け置き洗い

食後にサッと浸けておくだけで、頑固な汚れもスルッと落ちるんです。

白石悠真
白石悠真

パスタのゆで汁につけるだけで、するんと落ちるんだってさ。

天澤和臣
天澤和臣

え?ウソでしょ?

白石悠真
白石悠真

いや、本当にやってる人がいるらしいなんだ。

試してみようと思ってさ、パスタのゆで汁、取っといた。

和臣は半信半疑だったが、悠真が楽しいそうにしているのでとりあえずやってみることに。

こうして、『パスタ皿、ゴシゴシしないでピカピカ作戦』 が始まるのだった——。

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食後の皿洗いがラクに!パスタのゆで汁で汚れスッキリ

「食後のパスタ皿、油でベタベタ…洗うのが面倒!」 そんな悩みを解決する裏ワザをご紹介します。

パスタのゆで汁につけるだけで、汚れがスルッと落ちる!

洗剤をつけてゴシゴシこする必要が減り、時短&節水にもなる便利な方法です。

それでは、やり方を詳しく解説していきます。

準備するもの

◆パスタのゆで汁(お湯)
◆洗いたいお皿(特に油汚れがひどいもの)
◆シンクやボウル(お皿をつけるため)
◆スポンジと食器用洗剤(仕上げ用)

手順

① パスタを茹でた後、ゆで汁を捨てずに取っておく
 鍋から直接お皿にかけると危ないので、一度シンクやボウルに移しましょう。

② 汚れたお皿をゆで汁に5分ほどつけ置きする
 熱めのお湯のほうが効果的。つけておくだけで、油汚れが浮いてきます。

③ スポンジで軽くこすって洗う
 つけ置き後は、いつもより軽い力でスルッと汚れが落ちます。仕上げに洗剤で洗えば完了!

天澤和臣
天澤和臣

・・・ホントに落ちてる。

5分後、皿を手に取った和臣が驚きの声を上げた。

油汚れが浮き上がり、軽くスポンジでなでるだけでスルッとキレイに。

白石悠真
白石悠真

俺もこんなに上手くいくとは思わなかったよ・・・。

この方法なら、油ギトギトの皿もラクに洗えるので、ぜひ試してみてください!

なぜパスタのゆで汁で汚れが落ちるのか?

パスタのゆで汁が食器の油汚れを落とす理由は、デンプンの働きとお湯の温度 にあります。

① デンプンが油を浮かせる

パスタを茹でると、小麦粉に含まれるデンプンが溶け出し、ゆで汁が少しトロッとします。

このデンプンの粘性が、油汚れに作用するポイントです。

  • 界面活性剤のような働き
    デンプンは水と油の両方になじむ性質を持っており、油汚れを包み込んで浮かせる役割をします。
  • 乳化作用で油を分解
    乳化とは、水と油を混ぜる作用のこと。デンプンが油を細かく分散させ、汚れが落ちやすくなります。

② 温かいお湯で油が溶ける

パスタのゆで汁は熱いお湯なので、油が溶けやすくなります。

油は低温だと固まってしまいますが、40~50℃程度の温度で溶け出し、落としやすくなるのです。

③ つけ置きで汚れが浮きやすくなる

時間を置くことで、デンプンがしっかり汚れになじみ、油を浮かせやすくなります

ゴシゴシこすらなくても、スポンジで軽くなでるだけでスルッと落ちるのはこのためです。

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白石悠真
白石悠真

つまり、デンプンの乳化作用 + 温かいお湯の力 で、パスタ皿の油汚れが簡単に落ちるという仕組みです。

「ゆで汁を流してしまうのはもったいない!」
ぜひ食器洗いに活用して、ラクしてみてくださいね!

冷めたゆで汁を使う場合の対策

天澤和臣
天澤和臣

でもさ、食事をしている間にゆで汁は冷めちまうだろ?

そんなときはどうするの?

白石悠真
白石悠真

多少冷めても、油汚れを浮かせる効果はあるみたい

完全に冷たくならなければ、十分効果を発揮するんだって。

① ぬるくなったら電子レンジで温める
冷めたゆで汁を耐熱容器に入れて電子レンジ(600W)で1分ほど温めると、再び油が溶けやすくなります。

② 熱湯を少し加えて温度を上げる
ポットのお湯やケトルで沸かしたお湯を少し加えて、温度を調整できます。

③ 食べ終わったらすぐに浸ける
パスタを食べ終わるタイミングで、できるだけ早くお皿を浸けるのがベスト。熱が残っているうちに使うと効果が高まります。

冷めても効果はありますが、ぬるいよりは温かいほうが油汚れが落ちやすいので、温め直すとより時短になりますよ!

パスタのゆで汁つけ置き裏ワザの注意点

この方法はとても簡単で便利ですが、実践する際に気をつけたいポイントがあります。

① ゆで汁が熱すぎると危険!

パスタを茹でた直後のゆで汁は90℃以上の高温なので、そのままお皿にかけると火傷の危険があります。

▶ 50℃くらいに冷ましてから使うのが安全!

② 食器の材質によってはNG

・ 木製や竹製の食器 → お湯につけると変形やひび割れの原因に。
・ 漆器や金箔加工の食器 → 高温やデンプンの成分が塗装を傷める可能性。

▶ 陶器・ガラス・プラスチック製の食器に使うのがベスト!

③ 長時間放置しすぎない

つけ置き時間は5~10分程度が目安。

それ以上放置すると、デンプンが食器にこびりついて逆にヌルヌルすることも。

▶ つけた後はすぐに洗うのがポイント!

④ 塩分が多いゆで汁は避ける

塩をたっぷり入れたパスタのゆで汁だと、食器に塩分が残る可能性があります。

▶ なるべく塩分控えめのゆで汁を使うか、仕上げにしっかりすすぐ!

⑤ 食器用洗剤を使った仕上げ洗いを忘れずに

デンプンの力で油汚れは落ちやすくなりますが、完全に除去するには仕上げに食器用洗剤で洗うのがベスト

▶ スポンジで軽くこすり、すすぎをしっかり!

この裏ワザは簡単ですが、安全&効果的に使うためには適度な温度と時間が大切
ポイントを押さえて、パスタのゆで汁を賢く活用しましょう!

パスタの茹で汁に5分つけ置くだけ!の、まとめ

パスタのゆで汁を使ったお皿洗いの裏ワザを紹介しました!

デンプンの乳化作用+温かいお湯の力 で、こびりついた油汚れがスルッと落ちるので、ゴシゴシこする手間が減ります。

ポイントは…
食べ終わったらすぐにつけ置く(5~10分が目安)
熱すぎるゆで汁は危険なので適温に(50℃くらいがベスト)
木製や漆器の食器には使わない
仕上げに食器用洗剤でしっかり洗う

「ゆで汁を捨てる前に、つけ置き洗いを試してみよう!」
家事の時短にもなるので、ぜひ一度やってみてくださいね!

★おまけ★

天澤和臣
天澤和臣

すごいな、これ。

悠真、なんでこんな裏ワザ知ってんの?

白石悠真
白石悠真

前に見かけたんだよね。

試してみたかったから、今日のパスタでやってみようって思ってさ。

天澤和臣
天澤和臣

それで、最初からゆで汁取っといたんだ?

白石悠真
白石悠真

うん、和臣なら絶対『皿ベタベタじゃん』って言うと思って。

悠真はどや顔で笑う。

和臣は呆れたように息をつきながら、でもちょっと嬉しそうに悠真の頭をくしゃっと撫でた。

天澤和臣
天澤和臣

・・・もう、悠真には敵わないな。

白石悠真
白石悠真

ん? なに急に?

天澤和臣
天澤和臣

いや、ありがとな。

そう言いながら、和臣はそっと悠真の腰を引き寄せる。

白石悠真
白石悠真

わ、ちょっ・・・!

天澤和臣
天澤和臣

ご褒美、いいよな?

悠真の耳元でそう囁くと、途端に赤くなる顔。

『パスタ皿洗い大作戦』は、思わぬ甘い展開へと続くのだった——。

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